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FlyingHigh1986

Author:FlyingHigh1986
"Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something"

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2011.07
05
Category : film
                     「こんなことは予定に無かった!」





今日は会社帰りに遊ぶつもりだったんだけど、
友達の都合が悪くなり、せっかく早帰りしたのにまっすぐ帰宅することに。

仕方ないから別の友達に借りた、
「カールじいさんの空飛ぶ家」を観ることに。

ついうっかり「カールおじさんの空飛ぶ家」にしてしまうと、
野良仕事のおっさんがお菓子食べてる映画になってしまうので要注意。

カールじいさんの空飛ぶ家

正直、そこまで期待はしていませんでした。

顔四角いし。
貸してくれた友達も面白いだろうと踏んで買っちゃったら、そうでもなかったと言ってたしね。

でもなかなか素晴らしかったですよ。カールじーさん。

78歳のカールは、最愛の妻エリーを亡くしてから小さな家でひっそりと暮らしていた。
そこは、カールとエリーの幼い頃からの思い出が詰まった大切な家。

しかし、開発地区に指定された家の周囲では大規模な工事が始まり、
やがてカールにも立ち退き要求が。

大切な家や生活、エリーとの思い出を失いそうになったとき、彼は人生最初で最後の旅を決意する。
その方法は、家に無数の風船をつけ、家ごと大空に飛び立つというものだった。

目的地は、地球上で最も美しいといわれる南米の伝説の滝“パラダイス・フォール”。
そこは子供の頃、カールがエリーといつか一緒に行こうと誓いながら、果たせなかった約束の場所だった。



何よりも素晴らしかったのはこの映画が、
「風船によって浮き上がった家に乗っての空の旅」かと思いきや、
冒険の序盤から「風船に浮かんだ家を引っ張って行く」はめになること。

この家は基本的に動きも鈍いし、色々なところにぶつかるし、
カールじいさんの行動範囲も家と結ばれたロープの範囲内に制限されるしと、

実に「足でまとい」。

これは、カールじいさんが亡くなったエリーを、
苦労してパラダイス・ウォールに連れていくという印象強めると同時に、

酷な言い方をすると亡くなったエリーが、
カールじいさんの新しい人生に向けた旅立ちを縛る、「足枷」のような存在であることを、
暗に示しているように感じました。

物語中盤から家に向けて「エリー」と語りかけるようになっていくシーンは、
言わずもがな、家を「擬エリー化」している象徴的な展開でしょう。


旅の中でラッセルという天真爛漫でピュアな存在に振り回されることで、
カールじいさんの固定観念や、頑固さが徐々に失われ、
新しい人生への旅立ちに向けた心の洗濯がなされていき、

最終的には家を失う(エリーという足枷を失う)、
というあくまで物悲しくも比喩的なハッピーエンドがグッと心に響きました。

エリーがじいさんにとっての「お荷物」になってしまっているという設定上、
「家を失う」という結末は絶対外せないポイントであり、

そうなれば南アメリカから街へ帰るための代替手段も用意されていなくてはならず、
ここに夢に縛られた冒険家マンツを絡ませるあたり、ピクサーのシナリオの上手さを感じました。

アニメーション技術も文句なしの世界最高峰。
こんなに無駄の無い緻密さで、創造性・楽しさに溢れたアニメ。さすがピクサーです。

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