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FlyingHigh1986

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"Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something"

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2011.08
02
Category : film
メイン州ニューイングランド。

セント・クラウズの孤児院で生まれたホーマーは、
なかなか里親が決まらず、貰い手がひとたび見つかっても、
何らかの理由で孤児院に返されてしまい、そのまま孤児院で青年にまで成長してしまった。

親代わりのラーチ院長の仕事である助産の仕事を手伝う彼だが、
やがて自身の将来に不安を抱き始める。


サイダーハウス・ルール

決まりを破ることの物語。



なんでこの映画に「サイダーハウス・ルール」というタイトルが付けられたのか。

サイダーハウスとは、りんごの果汁(サイダー)を絞る季節労働者が寝泊りする奥屋のことで、
ホーマーが物語の中で働くことになるりんご園のサイダーハウスには、あるルールがあった。

そのルールは「りんご園の働き手ではない誰か」が作った規則で、
そこで寝泊りし、実際に働く者にとってはくだらない「守る必要のないルール」だった。


孤児院でホーマーは、親代わりであるラーチ院長の助産を手伝い、
法で禁じられた堕胎の手伝いもしていた。

堕胎を行うことに抵抗感を覚え、ラーチに意義を唱えるもラーチは、
「望まない女性に出産を強いること、望まれない子供を生むこと」は、
「法を守らないこと」よりも悪いことなのだとホーマーに説く。

この教えをどうしても理解できなかったホーマーは、
自分の行く末の無い未来に焦燥感を抱き、思い切って外の世界へと飛び出していく。


そこでの経験はホーマーに生きる喜びを教え、そして同時に、
皮肉にも、いつでも決まりを守ることが必ずしも正しいことではない、

「決まりを破ることが時には正しくもある」という悟りに至り、
かつてと同じように、結局は生まれ育った我が家へと再び導かれていく。



このホーマーを成長させる一連の旅が、実に大意ある経験となっていく過程が、
情緒的なメロディに乗って描かれ、非常に感慨深いものでした。

キャンディとの恋のせいさんがとても投げやりな形となってしまった点が、
実にこれまた人間らしくもあるんですが、ややケジメのない感じがひっかかりましたが、
なかなか感動的な物語でありました。

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